小坂ぶどうの成長日記 「小坂ぶどう物語」最新2025Update

    2025/04/12

    鴇地区の山ぶどう畑の日々の様子 「小坂ぶどう物語」

    小坂ぶどう物語【やまぶどう系品種】new virsion2025 
    ■「春の息吹が、枝先からあふれ出す」
    |小坂町の葡萄畑に春到来!剪定後の枝から「樹液」が滲みだしました!!

    静かだった葡萄畑に、ようやく巡り始めた命の気配。枝の切り口からにじむ樹液が、今年の始まりを告げています。ぶどう栽培の一年が、ここから始まります。
    早春の葡萄畑では、剪定された枝の切り口から透明な樹液がにじみ出ています。これはぶどう樹が冬の眠りから目覚め、春に向けて活動を始めた証。気温の上昇とともに地中の水分を吸い上げ、その圧力で樹液が流れ出すこの現象は、「樹液の涙」とも呼ばれています。
    このサインを見逃さず、栽培家たちはいよいよ今年の栽培計画を本格始動。気温や湿度、枝の伸び具合などを観察しながら、一本一本のぶどうの木と向き合い、秋の収穫に向けて準備を重ねていきます。自然のリズムに寄り添いながら始まる、丹精込めた一年の第一歩です。

    成長日記 2024年4月9日 天候:晴れ

    春の目覚め──葡萄畑に広がる命の兆し
    早春の葡萄畑にて、ひときわ目を引くのが、剪定された枝の切り口からにじみ出る透明な樹液です。この光景は、ぶどう樹が冬の休眠期から目覚め、春に向けて活動を始めた証。気温の上昇とともに地中から水分を吸い上げ、その圧力によって樹液があふれ出してきます。

    写真に写っているのは、ちょうどその樹液が滴る瞬間を捉えたもの。栽培家の指先がその切り口を指し示す様子からも、自然の変化への細やかな観察と愛情が感じられます。

    この時期、畑全体が静かに、しかし確実に春の準備を始めています。冬の間に行われた剪定により、樹形は整えられ、今年の成長に向けた準備が整いました。そしてこの「樹液の涙」は、生命が再び巡り始めたサイン。栽培家にとっては、これが年間の栽培計画を具体化していくスタートラインとなります。

    この春の初動を見逃さず、芽吹きの時期や枝の伸び具合、気温や湿度の変化など、さまざまな要素を観察しながら、一年をかけたぶどうづくりが本格的に始まっていきます。栽培家たちは、秋の収穫に向けて、畑に足を運び、一本一本のぶどうの木と対話を重ねる日々が始まるのです。

    自然のリズムと調和しながら、一年の実りを見据えた第一歩。それが、今、畑で静かに、しかし確かな手応えとして感じられています。今年も良いぶどうが実るよう、丹精込めた栽培が始まっています

    「樹液」染み出し①
    「樹液」染み出し②

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