ぶどう:秋田産(小坂町・横手市)「スチューベン」が育つローケーション

◆「スチューベン」寒冷な気候(北東北)に適した品種、蜂蜜のような上品な甘さとコクが特徴◆

|「スチューベン」は、寒冷な気候に適し、暖かい地方での栽培には向かず、生まれたニューヨークと同じくらいの緯度にあたるや秋田県や青森県などの東北地方を中心に栽培されています

スチューベン(Steuben)は、アメリカ・ニューヨーク州の農業試験場で「ウェイン(Wayne)」と「シュリンダン(Sheridan)」という品種を交配して生まれた黒ブドウ品種です。1952年(昭和27年)に日本へ導入され、特に寒冷地での栽培に適した品種として東北地方(青森県・秋田県・山形県)を中心に広く普及しています。
非常に高い糖度: スチューベンはぶどうの中でも特に糖度が高く、20度以上になることが一般的です。一般的な生食用ぶどう(巨峰やピオーネ)の糖度が16～18度程度であるのに対し、スチューベンはそれを上回る強い甘さを持ちます。
酸味が少ない: スチューベンは酸が控えめで、甘さが際立つ味わいが特徴的です。酸とのバランスが良い品種に比べて、まろやかで濃厚な甘みを持っています。
蜂蜜のような甘さとコク: その強い甘みは単なるフルーティーさではなく、蜂蜜や熟した果実のような深みのあるコクを伴います。特に熟成が進むと、より芳醇でリッチな味わいになります。
熟成による風味の変化: スチューベンは時間が経つにつれ、糖度がより凝縮され、さらに濃厚な甘みを楽しめるようになります。ワインや加工品にすると、果実由来の甘みが活かされ、芳醇なアロマが広がります。

酵母:「秋田美桜酵母」香味のバランスが良く、華やかな香りを引き出す本県生まれの酵母

◆秋田美桜酵母は平成12年に秋田総合食品研究センターが能代市のきみまち阪公園の桜の花(ソメイヨシノ)から、ビール醸造用の酵母として分離されたのがスタート◆

|秋田美桜酵母で発酵したビールは香味のバランスが良く、華やかな香りが特徴のビールに仕上がるということで、多くのビールファンから支持されロングセラーの人気商品になっていました

「秋田美桜酵母」はビール醸造だけではなく、ワインの醸造にも適していることが判明し、この酵母で醸造した山葡萄系品種のワイン「さくらワイン」として販売されています。
近年はどぶろくや、米粉パンなどの製造にも秋田美桜酵母が使用され、今後も様々な発酵商品への利用が計画されています。
秋田美桜酵母でパンを製造すると、香りが良くなるだけでなく、もちもちとした食感になり、パン好きの人たちに喜ばれています。このように秋田美桜酵母は、様々な発酵食品への利用が可能な多様性に富んだ
酵母です

出典元:美桜酵母-秋田県
https://shop.kosaka-7falls-winery.com/wp-content/uploads/ARIF_Letter_Vol.22-2.pdf

醸造:早めで軽めの圧搾、スチューベンの果皮からの影響を極力抑えて、フレッシュ・フルーティーでありながら穏やかテーストに仕上ました

◆秋田美桜酵母の特徴である、「香味のバランスの良さや華やかな香り」を活かすことを心がけ通常よりも早めにぶどうを取出し◆

|春を感じて頂ける「さくら色」を意識し、テイストとビジュアルのマッチングを意識しています。

醸造早めで軽めの圧搾、スチューベンの果皮からの影響を極力抑えて、フレッシュ・フルーティーでありながら穏やかテーストに仕上ました
小坂七滝ワイナリーでは、基本的には赤ワインの醸造方法と同様の製法で生産しておりますが、秋田美桜酵母の特徴である、香味のバランスの良さや華やかな香りを活かすことを心がけ、
強い暗紫赤から紫黒色系のスチューベンの果皮から出る影響を極力抑えるよう、早めで軽めの圧搾に留め、上品で自然な甘みとフレッシュ・フルーティーなテーストを感じて頂けるよう細心の注意を払いました。
特にカラーに関しては、春を感じて頂ける「さくら色」を意識し、テイストとビジュアルのマッチングを意識しています。

「秋田美桜ワイン」-食中酒としての理想的な一本

◆口に広がる華やかな香りと、上品な甘み。フレッシュで爽やかな味わいが料理の魅力を引き立てる-それが「秋田美桜ワイン」◆

|スチューベンの果実味と「秋田美桜酵母」が生み出す香りのバランスが絶妙に調和し、料理のジャンルを選ばず寄り添います。軽やかで飲み疲れしない味わいは、食中酒として理想的な一本。和・洋・中・デザート、それぞれのシーンで活躍する万能なペアリングワイン

料理のジャンルを問わず、どんな食卓にも華を添える「秋田美桜ワイン」。スチューベンの上品な甘みと爽やかな酸味、秋田美桜酵母の生み出す華やかな香りが、和・洋・中・デザートのどんな料理とも見事に調和し、料理の魅力をさらに引き出します。
「食中酒」としての理想的なバランスを持つこのワインを、ぜひさまざまな料理と組み合わせて、その奥深いマリアージュを楽しんでみてください。
「秋田美桜ワイン」は、特別な日のお祝いにも、普段の食卓にも寄り添う、まさに万能な食中酒です。どんな料理と合わせても、美しく、そして美味しく調和するこのワインを、ぜひ食事とともに楽しんでみてください。

◆和食:白身魚の昆布締めと柚子の香り
理由: 秋田美桜ワインの華やかな香りとフルーティーなテイストは、昆布締めで旨味を凝縮した白身魚の繊細な味わいと絶妙にマッチします。柚子の爽やかな香りがワインの香味を引き立て、全体のバランスがより豊かに感じられる組み合わせです。
ポイント: 昆布の旨味とワインの軽やかな甘さが調和し、和食特有の「引き算の美学」を堪能できます

◆洋食:鴨胸肉のローストとベリーソース
理由: 鴨肉のジューシーで濃厚な味わいに、ワインのフルーティーさが寄り添い、全体に軽やかさを与えます。また、ベリーソースの甘酸っぱさが、ワインのスチューベン由来の甘みや酸味と絶妙にマッチします。
ポイント: 鴨肉の脂身とコクを、秋田美桜ワインの華やかな香りと爽やかな甘みで引き締め、心地よい余韻を生み出します。

◆中華:海老のチリソース
理由: スチューベン由来の豊かな甘みとフレッシュさが、ピリ辛のチリソースと海老のプリプリとした食感に絶妙に絡みます。ワインの果実味が辛みをやわらげ、海老の旨味を際立たせる効果があります。
ポイント: 辛味と甘味、酸味が織りなすハーモニーが楽しめるマリアージュで、特に香味のバランスの良さが重要な役割を果たします。

◆デザート:桜風味のパンナコッタ
理由: ワインの「さくら色」をイメージしたデザートとして、桜風味のパンナコッタが最適です。ミルキーでなめらかな食感がワインのフレッシュな甘みと調和し、華やかな香りがさらに引き立ちます。
ポイント: ワインと桜の風味が相乗効果を生み出し、見た目と味の両方で春らしい印象を与える組み合わせです。

～《01》ぶどう～酵母～醸造、「オールあきた」で企画された【秋田美桜ワイン】発売2025年3月1日(土)￥1,870(税込)

◆穏早めで軽めの圧搾に留め上品で自然な甘みと様々な香味をバランス良く感じられ、春を感じて頂ける「さくら色」を意識し、テイストとビジュアルのマッチングに細心の注意を払っています

|【秋田美桜ワイン】秋田産(小坂町・横手市産)「スチューベン」を原料に、「秋田美桜酵母」を使うことでフルーティー、フレッシュテイストにバランスのとれた香味を感じる華やかなワイン

◇小坂七滝ワイナリー「秋田美桜ワイン2024」

秋田産(小坂町・横手市産)「スチューベン」を使用、
「スチューベン」は蜂蜜のような上品な甘さ、糖度は20°前後と高く、各種栄養素が豊富。
秋田総合食品研究センター監修、県独自の酵母「秋田美桜酵母」を活用することで、香味のバランスが良く、華やかな香り付けが可能になり、上品でコクのある甘さに、フレッシュ・フルーティーなテイストも感じで頂けるワインに仕上がりました。
春に楽しんで頂きたい、さくら色に拘り、テイストとビジュアルのマッチングにも細心の注意を払いました。

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