2024/11/15
ワイナリーの日々の活動報告 「小坂七滝醸造所手記」
小坂七滝醸造所手記【活動報告】new viersion2024
ワイナリーでは順調に醸造作業が進行しております。本日はワイナリーマーケティングディレクターの小西氏が視察に訪れました。本日の作業としてはタンクの中のワインの状態を注意深く確認しながら、夫々のワインの特性に合わせたタンクへの移動を行ないました。現在はワイナリータンクがフルで埋まっている状態で数量的にも昨年度を大きく上回り、2024年度ヴィンテージワインの現状での出来栄えもシニアソムリエでもある小西氏の「お墨付き」も頂きました。
ワイナリー手記 2024年11月15日
金属のタンクが並ぶワイナリーの製造現場。清潔感のある環境の中で、職人たちの手が生み出すのは一滴一滴が大切なワインです。この日は、若手技術者の熊沢さんが中心となってタンクのメンテナンスと仕込み作業を行っていました。
熊沢さんは醸造3年目ですが、その情熱と努力で製造の中心人物として成長してきた人物です。この日も彼の真剣な表情が印象的でした。防護帽と作業服に身を包み、精密な機器を慎重に操作する姿からは、ワインへの愛情が感じられます。
まず熊沢さんは、ステンレスタンクに接続されたホースの状態を丁寧に確認していました。このホースは発酵中のワインを循環させたり移送したりするために欠かせない設備です。「ホースに詰まりがないか、劣化していないかは毎日チェックが必要なんです」と彼は話します。軽い調子の言葉の裏には、彼の誠実な姿勢が隠れています。
本日は、ワイナリーマーケティングディレクターの小西氏も視察に訪れ、彼の作業を見守っておりました。小西氏が「いい感じに進んでいるね」と声をかけると、熊沢さんは少しほっとした表情を浮かべました。若手としてチームを支えるプレッシャーの中でも、彼は自らの手で作り出すワインが多くの人々に愛される瞬間を思い描いているのでしょう。
ワイナリー手記 2024年10月8日
ワイナリーでは緻密なスケジュール管理の元で醸造工程を展開しております。夫々のぶどう品種や醸造するワインの特性に合わせてスケジュールを設定し醸造方法に合ったタンクや入荷するぶどうの数量によって滞りなく、業務を進めることが重要です。
入荷したぶどうを除梗・破砕なで醪を作りながら、予定したタンクに納める傍ら、既にタンクで発酵しているワインの状況を見ながらの温度管理や醸しなどが必要であれば、優先して取り掛かれるように臨機応変さも業務が重なるこの時期は重要になります。
本日入荷の横手産「ナイアガラ」は、本年度は希望する入荷量まで到達しない予定です。産地の横手市のナイアガラが例年通りの収穫量に達せず、ワイナリーへの入荷もその影響で減少します。
しかしながら、今回のナイアガラはフリーラン果汁100%を使用する「ナイアガラ・フリーラン・ブラン」として醸造する予定で、ファンの皆様が毎年楽しみにお待ちになっているアイテムなので、生産はするのですが、例年の半分以下の本数に留まりそうな状況です。
ワイナリー手記 2024年9月11日
8月下旬から始まった2024年度のワイン醸造ですが、本日より小坂七滝ワイナリー主力品種「ワイングランド」を原料にした「フリーランロゼワイングランド2024」と、毎年12月解禁の「ヌーヴォーロゼ2024」の仕込みがスタートしました。この製品では、ワイングランドのフレッシュ・フルーティなテイストを味わって頂くために「フリーラン」製法を取入れています。
「フリーラン」製法とは、原料を除梗破砕した後に機械による圧搾をせず、自重で潰れて流れ出る果汁のみを使用する製法です。果皮や種に圧力をかけずに採れた果汁から造られるワインは、雑味の無いフレッシュでフルーティなテイストに仕上がります。
山ぶどう系品種「ワイングランド」の爽やかな酸味とフルーティなテイストを感じて頂ける「フリーランロゼワイングランド2024」、「ヌーヴォーロゼ2024」にご期待ください。
また、先日小坂町に着任した地域おこし協力隊 石橋さんも作業に参加しています。ワイン製造工程をしっかり学んで頂き、ワイナリーの戦力として共に業務に励んでまいります。
ワイナリー手記 2024年8月27日
本日、ワイナリーに山ぶどう系品種「小公子」が本年度初入荷し、2024年度、小坂七滝ワイナリーの醸造工程がスタート致しました。
小坂七滝ワイナリーの主力アイテムの一つ、鴇地区で収穫された「小公子」が続々と入荷してきました、ぶどう園からワイナリーまでの距離はほぼ2キロほど、朝どれの新鮮な状態で運ばれてきます。
例年であれば9月初頭から収穫がスタートする「小公子」ですが、今年は現在、台風10号が迫っていること、安定した気候が続いたことでぶどう自体の品質も良好で、今年は2週間程前倒しで収穫をスタートしておりました。
収穫されたぶどうが一番最初に通る作業工程が【除梗・破砕】です、
ここで果梗(粒がついている軸の部分)から葡萄を外します。収穫された葡萄は、この機械に投入され、粒と果梗(かこう)とに分別されます。
機械の穴のあいたところに実が入り、ドラムが回転することにより、粒は下に落ち、果梗だけが機械の外に排出されます。
粒はこの後、破砕機械にかけられますが、この工程では、果汁が流出しやすいように、ぶどうの果皮が裂ける程度に軽く潰します。
本日は2304キロの除梗・破砕が完了し、殆どが「小公子スウィートプレミアム2024」として醸造されていく予定です。
梅雨時期の病気や長雨などの影響も殆どなく、気候が高かったことが幸いし例年より糖度が高く、原料としては申し分なく、今から出来栄えが楽しみです。
ワイナリー手記 2024年8月19日
2024年度は若干「猛暑」の影響は受けましたが、小坂町の山ぶどう系品種、収穫順に「小公子」、「ワイングランド」、「岩木山ぶどう」は概ね順調に生育しています。生育が早まっていることを受けて、早々に醸造準備の開始します。
収穫されたぶどうが一番最初に通る作業工程が除梗・破砕です、ここで果梗(粒がついている軸の部分)からぶどうを外します。収穫されたぶどうは、この機械に投入され、粒と果梗(かこう)とに分別されます。
機械の穴のあいたところに実が入りドラムが回転することにより、粒は下に落ち、果梗だけがそこに残ります。
そして粒だけになった葡萄を破砕させタンクに入れる準備をします。機械は常に清潔に保ち、故障などのないように気を使います。
本日は、阪急交通社様のバスツアーのお客様のご来社がございました。当ワイナリーのご案内をさせて頂きました。七滝などをご覧になり十和田湖へ向かわれました。快晴にも恵まれ楽しいご旅行になることをお祈りしております。
ワイナリー手記 2024年6月25日
山ぶどうワインを楽しむ会《開催》
関係人口拡大に向けた事業の一環として、首都圏在住者に向けて「山ぶどうワインを楽しむ会」を実施、
日時 令和6年7月19日(金) 18:30~20:00(受付18:00開始)
会場 アキタコアベース(東京都中央区京橋二丁目6番13号 京橋ヨツギビル1階)
実施内容
1)ア 小坂七滝ワインの説明
・小坂町の取り組み
・小坂七滝ワイナリーの特徴
・小坂七滝ワインの楽しみ方
イ 小坂七滝ワインの試飲及び特産品の提供
ウ 小坂町の観光情報紹介
・ワインツーリズムや小坂レールパーク、康楽館などの説明
2)アンケート
3)その他、観光パンフレットの配布
講師
小坂まちづくり株式会社 代表取締役 森浩美
ワイナリー手記 2024年6月5日
「郷」(季刊誌)夏号2024 Vol158にて当ワイナリーが「特集」として掲載されました!
「郷」とは県内一の購読者数を誇る魁新報様の新聞折込、コミュニティーマガジン、発行部数221,000部をカウントし、魁新報読者が毎回発刊を楽しみにしている季刊誌になっています。
「郷」では、秋田の自然、伝統、歴史、食文化、地元の人々の生活など、多岐にわたる内容が紹介されることが多く、これにより地元の読者や観光客に秋田の魅力を伝え、地域の活性化に寄与することを目的としています。
具体的な内容は、季節の特産品の紹介や、地域の祭りやイベントのレポート、地元の名所旧跡のガイド、地域で活躍する人々のインタビューなどが含まれることが多くなっています。
「郷」は郷土に根ざした誌面づくりを目指されており、県内一の購読者数を誇る魁新報とともに、発行部数、エリアカバー力、読者層など、地域色豊かなゆとりの情報誌として多くの指示を得ております。
ワイナリー手記 2024年5月20日
5/25(土)、5/26(日)開催の「これが秋田だ!食と芸能大祭典2024」に小坂七滝ワイナリーが出店いたします
オフィシャルサイトhttps://www.koreaki.jp/
会場:大屋根通り
時間:5/25(土) 10:00~20:00
5/26(日) 10:00~17:00
当日は会場でワインの試飲と、ボトル販売を行っております
イベントのお土産に是非お買い求めくださいませ
小坂七滝ワイナリーの自慢の商品をご用意して、皆様のお越しをお待ちしております!
※20歳未満の飲酒、ならびに飲酒運転は法律で禁止されています