「日本葡萄愛好会」夏期研修会が小坂町で開催されました。
日本葡萄愛好会とは?
日本葡萄愛好会は1961年(昭和36年)に東京・国立で発足されました。
日本葡萄の品種改良や栽培に於けるパイオニアであり日本の葡萄の父である故・澤登晴雄先生を中心に、現在も澤登先生の薫陶を受け、日本中で葡萄の栽培と品種改良に情熱をささげ、活躍される葡萄栽培者・研究者が会員になっておられます。
主に山ぶどう系ぶどうの栽培の研究が行われており、日本の土壌に合った良質で個性的な品種の開発と栽培の研究によって生まれた品種は、小公子・オリンピア・ブラックペガール等数十種に及びます。
葡萄の栽培には不適地とされている日本での葡萄栽培において当然のごとく用いられて来た、農薬の使用についても、日本葡萄愛好会では早い時期から無農薬の有機栽培の研究と生産に挑んでいます。自然と向き合い、土に学ぶ地道で真摯な活動を展開している団体です。
平成30年度日本葡萄愛好会夏期研修会
小坂町で栽培されている多くの品種は、日本葡萄愛好会創始者である故・澤登晴雄先生が育成されたもので、昭和63年に栽培の許可を頂いたのが小坂町のぶどう栽培の始まりです。
ぶどう栽培開始から30年目となる昨年10月に待望のワイナリーが開業したことから、秋田県小坂町に全国の日本葡萄愛好会会員が集まり、研修会が開催されることになりました。
研修会では、
①小坂町ワイナリー事業について
②品種検討会
③情報交換会
がメインテーマとして行われました。
平成30年度日本葡萄愛好会夏期研修会日程
8月21日(火)
13:00 集合(北東北支部総会)
13:30 夏期研修会開会
14:00 記念講演(秋田県ワイン協議会会長 小西亨一郎氏)
15:00 移動
15:30 小坂七滝ワイナリー見学
16:00 鴇ぶどう園見学
17:00 終了
18:30 夕食バーベキュー
20:00 終了
8月22日(水)
09:00 研修会
①小坂町ワイナリー事業について
②品種検討会
③情報交換会
12:00 終了