小坂ワインでマリアージュ【瀧觀(りゅうかん)】
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瀧觀(りゅうかん) 居酒屋・カラオケバーの「二刀流」
お店は小坂町市街地に位置します。小坂町の有名な観光名所「小坂鉱山事務所」(重要文化財)にも近く、観光で出かけても立ち寄りやすい場所になっています。
お店の造りはとってもユニークで居酒屋側の入口とスナック(カラオケバー)の入口があります。店内での行き来は可能で、居酒屋で美味しいお料理とお酒を堪能した後に、カラオケで盛り上がることができます。
もともとは駐車スペースだったところをオーナー自らが改装を手がけ、居酒屋をつくり、カラオケバーと居酒屋を合わせても30人ほどがゆったり楽しめ、観光客・地元の人たちからも人気がある気の置けないホットするスペースです。
小坂町では、小坂町特産「桃豚」を使ったお料理をふるまう店舗が多く、瀧觀さんも元々はホルモン焼きが有名です。
新鮮で清潔な環境で育てられた桃豚のホルモンと沢山の地元産キャベツやニラなどの野菜をジンギスカン鍋で焼き上げます。甘辛い瀧觀秘伝のタレがポイントで、ホルモンもしつこさを感じない、以外にさっぱりしていてヘルシーで、とにかく柔らかくて箸が止まらくなる美味しさです。
名物「孝子ママ」、元気で気さくな小坂のお母さん
瀧觀さんを切り盛りするのは、木村孝子さん、「孝子ママ」です。とにかく明るくて、気さくな人柄の方です。
地元愛がとっても強い方で、町内のイベントにはほぼボランティアで参加され、瀧觀さんの代表レシピ「龍観ホルモン焼きそば」をふるまわれています。ホルモン焼きの美味しさは勿論ですが、ガーリックが隠し味になっている塩味の焼きそばが癖になります。
瀧觀さんには小坂七滝ワイナリー、スタート当初から応援を頂いていて、町内の飲食店さんではじめてワインを仕入れて頂き、小坂ワインを全面的にバックアップ頂いています。
「孝子ママ」はとっても勉強熱心で、今まであまりワインやぶどうの知識がなかったことを反省し、小坂町が開催している「ぶどう塾」にも参加され、ぶどうの栽培の勉強もされています。
お客様へ小坂ワインをお出しするときに小坂ワインの特徴やマリアージュのポイントを説明し、小坂ワインのファン造りに多大な貢献を頂いております。
小坂ワインでマリアージュ
小坂町は肉(素材)に恵まれています。前述した豚「桃豚」、牛「鹿角短角牛」、鶏「比内地鶏」の産地に囲まれており、日本を代表するような素材が手軽、リーズナブルに手に入ります。
小坂七滝ワイナリー産山ぶどう交配品種ワインは味がまろやかでエレガンスな酸が特徴なので、濃い目に味付けされたお肉料理にもとっても合います。鶏や和食などのさっぱりめのお料理には、やわらかめの爽やかな味わいが特徴の「ワイングランド」がベストマッチングです。
鹿角短角牛十和田バラ焼き
素材:鹿角短角牛:かづの牛として知られる「日本短角種」日本固有の和牛(黒毛和牛と比べ脂肪分が少ない赤身肉で、低カロリー、高タンパク、鉄分・ミネラル豊富。美味しさのもととなるアミノ酸もたっぷりと含まれており、風味のよさが特徴。適度な歯ごたえがあり、噛めば噛むほど牛肉の旨さが堪能できます)、地元産たまねぎ
味付け:素材のよさを引き出すために、味付けはシンプルです。醤油ベースの甘辛ダレ(醤油・砂糖・みりん)隠し味にニンニクやリンゴの果汁なども合わせます。玉ねぎと牛バラ肉のシンプルな組み合わせなのですが、大量の玉ねぎからも旨味が出て、鹿角短角牛の肉の味と合わさることで、最高の十和田バラ焼きが完成します。
楽しみ方:小坂七滝ワイナリー「ワイングランド2017」と頂ました。ワイン自体がやさしく爽やかな味わいで、心地よい酸味があることから、鹿角短角牛十和田バラ焼きの濃いめの味と喧嘩することなく、口の中にくどい後味も残らず、清涼感だけが残ったという印象でした。
桃豚ホルモン焼き
素材:桃豚ホルモン:豚特有の病原菌を持っていないSPF豚、秋田県のブランド豚(授乳期のミルクを除く全ての飼料に抗生物質を一切使わず育てており、肉質はきめ細かく、脂質・肉締まりも良く、食味は豚特有の獣臭も無くやわらかい)
味付け:桃豚ホルモン自体に薄味が付いていることもあり、素材のよさを引き出す意味で必要以上の下味は付けません。塩と柑橘系(レモン)の搾り汁を加える程度です。やはりホルモン焼きの醍醐味はコンロで自分好みの焼き方で豪快に頬張るのがベストです。
楽しみ方:小坂七滝ワイナリー「小公子2017」と頂ました。ワイン自体が心地よく滑らかなで濃厚な色素が特徴ですが、塩味ベースの桃豚ホルモン焼きとの相性がベストでした。醤油ベースの濃さではなく、シンプルなホルモン自体の旨味が上品な小公子の酸味とよく合いました。爽やかな酸味が特徴のワイングランドとも合いそうです。
桃豚スペアリブ焼き
素材:桃豚カタ部分骨付き肉:豚特有の病原菌を持っていないSPF豚、秋田県のブランド豚(授乳期のミルクを除く全ての飼料に抗生物質を一切使わず育てており、肉質はきめ細かく、脂質・肉締まりも良く、食味は豚特有の獣臭も無くやわらかい)
味付け:桃豚自体の脂身がそもそもヘルシーなこともあるのですが、桃豚のカタの部位を使用するこで、余分な脂身に邪魔されることなく、お肉本来の旨味を引き出すために味付けはシンプルです。醤油・砂糖・みりんをベースにニンニクや柑橘系(レモン)、リンゴの果汁などを加えて焼き上げます。
楽しみ方:小坂七滝ワイナリー「岩木山ぶどう2017」と頂ました。ワイン自体がぶどう本来の旨味、ふくよかな味わいが特徴ですが、スペアリブの濃いめの味付けと適度な脂身との相性が抜群で、ワインの上品な酸味がいやな後味を消してくれる効果もありました。どちらかというと濃厚同志の組み合わせですが、夫々の特徴が上手く相乗効果を出していました。
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