小坂ぶどう「山ぶどう交配品種」物語 ―小坂ぶどう「山ぶどう交配品種」成長日記―





小坂ぶどう物語 ―小坂ぶどう「山ぶどう交配品種」成長日記―



|2019年 小坂ぶどう「山ぶどう交配品種」の成長記録

2019年10月5日 天気:曇り

10月に入りました。
主力の山ぶどう交配品種の、小公子は9月中にほぼ収穫を完了し、現在、小坂鴇地区のぶどう園には
こちらも主力のワイングランドが収穫の時を待っているという状態になっております。

今年2019年、小坂の山ぶどうは記録的な「高品質」と「高収量」となりました。

理由としては
開花から結果期~硬核期に比較的雨が少なく、病害が最小限にくい止められたこと
裂果が心配された8月末~9月初旬には、集中的に収穫に専念したので、生育したぶどうを高品質で確保することができたことが上げられます。
既に
収穫された山ぶどう交配品種は、小坂七滝ワイナリーへ搬送され、仕込みがスタートしております。

例年、好評を博している「小坂七滝ワイナリークリスマスヌーヴォー」の準備も進んでおり、
毎年年内には完売してしまうのですが、お客様から予約させてほしいというお声が多く、
来月から、オンラインショッピングサイトで予約販売をスタートさせる予定です。

記録的な高品質の山ぶどう交配品種2019年ビンテージワインにご期待ください。

2019年9月3日 天気:曇り

9月に入りました。
7月8月ともに好天に恵まれた小坂町では、
主力品種、山ぶどう交配品種「小公子」、「ワイングランド」とも順調に生育しております。

前回のご紹介から約一か月が経過しておりますが、ぶどう園は一面パープルの珠玉の房に覆われています。
今年は特に、小公子の生育が早く、例年より一週間程早めて、収穫の時期を迎えております。

この時期、一番注意が必要なのは、「裂果」です。
この時期はどんどん甘くなると同時に実が柔らかく割れやすい時期にもなります。
ぶどうが雨の水分を、葉や根から多く含んでしまった結果、膨らんでいた実をさらに大きくしようとするので、耐えきれなくなった皮が破れてしまいます。

小坂町周辺も、8月後半~、強い雨ではないのですが、小雨の日が多くなり、ぶどう園全体が強い湿気を含んでいます。
乾燥と湿気を繰り返すとぶどうに果皮には良くないようです。

収穫された「山ぶどう」はワイナリーに運ばれ、いよいよ、小坂七滝ワイナリー2019年ヴィンテージの仕込みがスタートします。

2019年7月31日 天気:晴れ

今年の小坂町周辺は、雨らしい雨もなく、
梅雨時期特有の湿気が多く肌寒い日がほとんどなく、山ぶどうの生育としては、この上ない環境となりました。

前回から少し、日が空いてしまいましたが、生育は順調すぎるほど順調です。

例年、この時期は結果期~硬核期に入ってきます。開花期を経て、しっかりとぶどうの実のフォルムが出来、大きく膨らんできます。

各枝に、たわわに実ったぶどうの実が垂れ下がってきているのが、ご覧頂けますでしょうか?

来月初旬には、着色期に入り、エリア全体がパープルカラー一色に染まる9~10初旬には収穫期を迎えます。

2019年6月25日 天気:快晴

前回からこの間も比較的天気に恵まれ
小坂の山ぶどうたちは順調に生育しています、まさに今、開花の真っ最中です。

ぶどうの花はには花びらがなく、細く白い軸がおしべで真ん中にめしべがあります。一つの粒のようなつぼみがぶどうの房のように集まっているのがわかるかと思います。

この小さなつぼみがそれぞれ開花し、しっかり受粉して秋にはぶどうの一つ一つの粒になるわけです。

ぶどうの質がよければ、最高のワインになります。この秋も大いに期待できるぶどうができる予感です。

2019年6月3日 天気:快晴

この数日間、秋田県内は快晴の夏日が続き、草木も活動が活発になってきています。

ワイナリーに隣接した山ぶどう交配品種、小公子、岩木やまぶどうたちも順調に生育しています。

芽かきが終わった小公子は展葉が5~6枚に増えて、本枝から出た枝たちもしっかりと太陽に向かって真上に伸びています。

今月中旬頃からはいよいよぶどうの開花の時期を向かえます。

山ぶどう交配品種、小公子・岩木やまぶどうの花房が花をつける準備をしています。皆様はぶどうの花をご覧になったことはありますか?

(咲きだしましたら、又、ご報告します)実は、ぶどうの花には一般の果実とは違い、花びらがありません。よく見ないと開花に気が付かないことがあるくらいです。

とっても「控え目」で「可憐」な花です。一つ一つの可憐な花が受粉し、しっかりとした実になり、私たちのワインの原料となるわけです。

開花から約100日程で収穫期となります。順調な生育を願うばかりですが、

油断は禁物です。気を引き締めて見守ります!

2019年5月13日 天気:快晴

GWが終わり、観光客の方出足も一段落して、落ち着きを取り戻した園内ですが、いよいよぶどうの成長が活発化してきました。

初夏の日差しを体全体に受けたぶどうの木はいよいよ枝の成長期に入ってきます。

先月までは、幹の周りに成長を始めた枝が伸びていた程度でしたが、勢いよく成長を始めました。前回からは4メーター程は伸びているでしょうか?

まだまだ、まばらですがしっかりとぶどうの「芽」も確認できています。

2019年5月13日 火山灰土壌の証明

ぶどうはやせた土地に好んで生育すると言われています。

小坂町鴇地区は十和田湖の噴火で発生した広大な火山灰地になっています。本来は作物の育ちにくい土壌を逆手にとって、ぶどうの栽培に行きつき、日中の寒暖差が激しく、本州でも日照時間があまり長くない小坂町の環境にあった「山ぶどう交配品種」の選択に行きつきました。

崖の表面を見ると、火山灰土壌が露出しており、崩れやすい土壌に木々が根を張り、頑張ってしがみついている様子がわかります。

2019年4月23日 天気:快晴

前回のご報告から約一か月、今年から収穫が始まる、ぶどうは山ぶどう交配品種系、「小公子」・「ワイングランド」・NEW「ブラックぺガール」・「岩木やまぶどう」 の四品種になります。

「小公子」
9月中旬収穫
日本に古くから自生するやまぶどうと中国・ヒマラヤのやまぶどうとの交配種と言われ、やまぶどう同士の交配は濃く黒みがかった色合いと濃厚な風味となりグレードの高い赤ワインを生み出します。

「ワイングランド」
10月中下旬収穫
小坂町を代表する品種で爽やかで特徴的な酸を持つライトボディ(軽い)ワインを生み出します。赤ワイン・ロゼワインの原料ですが、フリーランロゼになるとその酸味はまろやかなものとなり、新たにフルーティさが形成されます。

NEW「ブラックぺガール」
11月初旬収穫
山ぶどうの父である故・澤登晴雄先生により開発された品種で「成功(山ブドウ×紅アレキ)」とセイベル9110を掛け合わせで完成した品種です。 赤ワインとしては特に色が紫を帯びてきれいで、濃厚ななかにも爽やかな酸味を感じられる高級ワインとしての原料になります。今後はこのような品種にもチャレンジしていきます。

「岩木やまぶどう」
10月下旬収穫
アメリカ系ぶどうのフレドニアと岩木山に自生するやまぶどうの交配種。濃厚なぶどうを食べてるかのような風味が特徴です。
以上、栽培品種

ここ数日間の暖かさに誘われ、ぶどうの苗木も活動が活発になっています。

ところどころに樹液を出し始めていて、樹液が確認されたということは、前の年から貯めてきた「貯蔵養分」からの養水が樹木全体に供給されはじめ、芽を出す準備に入ってきたと言えます。 いよいよ成長に向けた営みがスタートしました。

天候の予報は順調でこれからGWにかけて、一機に成長します。枝の状況はまだまだ、大きい(長い)とまではいきませんが、ここから収穫に向けてぶどう棚いっぱいに広がっていきます。

2019年3月20日 天気:快晴

残雪がところどころに見え、風はまだ少し冷たいですが、空は快晴!
小坂七滝ワイナリーでは、隣接する農場(ワイナリー建設計画当初から予定)があります。2019年度より、いよいよぶどう栽培を開始します。

約10aほどの敷地に、高さ約2.5メートルの鉄骨製のぶどう棚が新設作業が行われ、着々とぶどう栽培準備が進んでいます。計画では、この棚の下に、バーベキュー台が置かれ、たわわに実ったぶどうを眺めながら、ワイナリーの出来立てワインを飲みながら、食事が楽しめる広場になる予定です。

ワインツーリズム構想を掲げる小坂七滝ワイナリーでは、ワインを通して、栽培体験やワイン醸造見学、実際に小坂の食材を使ったフードを楽しんで頂けるロケーションをご提供する準備を進めています。 ぶどうの栽培日記を通して、小坂七滝ワイナリーの活動報告を掲載させて頂ければと考えています。