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私たちについて

小坂町グリーンツーリズム推進構想(平成28年度地方創生推進交付金事業)

1.グリーンツーリズム推進構想策定の背景


 国立公園十和田湖・鉱山繁栄期の面影を残す産業遺産・資源循環型社会構築と未利用農地の有効活用を目指した菜の花プロジェクト・ブランド豚生産と循環型農業・日本独自の山ブドウ交配種を柱としたブドウ栽培振興等の特徴的な地域資源を生かした滞留型観光を目指すことを目的に、グリーンツーリズムの推進を行いたいと考えている。

・小坂町ブドウ栽培振興事業
 ワイナリー建設に至る背景として平成元年度より行っている「ブドウ栽培振興事業」がある。当初から地域性を生かした特徴的な品種によるワイン醸造を目指し、日本独自の山ブドウ交配種を導入してきた。現在は生産技術も確立し品質も向上したことで東北地域のワイナリーに出荷する原料供給地となっている。さらに近年はワイン愛好家も増え原料生産から醸造までの全ての工程を国内で完結する「日本ワイン」の知名度も向上してきたことから、当初の目標であるワイナリー建設の具体化を検討していたところである。




2.目指す姿


 十和田湖観光・産業遺産観光に観光客は訪れるものの通過型観光が多いため、次のとおりワイナリーを中心としたグリーンツーリズムを組み合わせ滞留型観光へと転換させていくものとする。
1)ワイナリー周辺にはブドウを植えて栽培~醸造までを「見る」「体験する」環境を整備する。
2)町が誇るブランド豚「十和田湖高原ポーク桃豚」や名産「十和田湖ひめます」をはじめとする地域食材とも連携し「食べる」「飲む」「泊まる」がセットになった観光事業を 展開していく。
3)ブドウの樹オーナーの募集や地域食材とワインをテーマにしたイベントを随時開催することで観光客がワイナリーを訪れる機会を創出する。







3.ワイナリー整備計画


1)整備計画地
 町中心部と国立公園十和田湖を結ぶ県道2号線(通称:樹海ライン)沿いにある「七滝エリア」は町のグリーンツーリズム拠点として位置付けており、道の駅を中心に産直施設・農畜産物加工施設・体験農園等が既に整備されている。これらの施設と連携するとともに将来的は周辺にブドウを植栽していくことを念頭に入れワイナリーは体験農園内に整備する。施設整備工事については「小坂町ブドウ栽培振興事業」の一環でもあることから町が行うこととし、完成後は醸造者(運営主体)へ管理を委託する。さらに醸造技術者育成・ワイン販売網整備・ブドウ生産者育成等についても町が支援していくものとする。

2)整備事業概要
・小坂町中山間地域所得向上計画概要版(別紙1)
・施設平面図(別紙2)
・施設設計根拠(原料換算で約10t処理)

3)醸造者(運営主体)
 町が出資する「小坂まちづくり株式会社」にワイン醸造部門を設立し施設運営にあたるものとする。「小坂まちづくり株式会社」はこれまでも町が整備した産業遺産施設の多くを指定管理業務にて運営している実績がある。これにワイナリー運営が加わることで特徴的な地域資源である産業遺産観光とグリーンツーリズムの中心施設となるワイナリーが連携しやすい環境が整い小坂町ならではの滞留型観光実現への展開に期待が高まる。






4.販売展開イメージ


1)商品構成(ニーズに応じた商品構成・価格構成・販売ルートの確立)
・リーズナブルで飲みやすい定番ワイン(地元小売店・量販店等)
・本格的なこだわりのワイン(ワイン愛好家・高級レストラン等)
・限定ワイン(地元小売店・観光施設・運営主体の直営店)
・業務用として店頭販売しないワイン(宿泊施設、飲食店等)

2)グリーンツーリズム推進による販売戦略
・見学、体験と合わせたワイナリーでの試飲販売
・ブドウの樹オーナー制度導入による顧客の確保
・地域食材とコラボしたイベントの企画
・地元飲食店、宿泊施設、観光施設と連携したイベントやツアーの企画







5.推進体制


「グリーンツーリズム推進協議会」を組織し事業を推進する。
・協議会委員構成イメージ
「ワイナリー運営主体」・「ブドウ生産者」・「グリーンツーリズム連携事業所」・「酒類小売店及び酒類流通関係者」・「地元金融機関」・「農協」・「商工会」・「農業委員会」・「秋田県」・「小坂町」・「アドバイザー(醸造・マーケティング)」